Google Cloud:受験方法のメリットデメリットを解説(体験談も含む)
1. Google Cloud試験とは
Google Cloudの専門知識を証明する認定試験となります。
大きくファンダメンタルレベル、アソシエイトレベル、プロフェッショナルレベルの3段階に分かれています。
受験する言語ごとにWebassessorというGoogle Cloud認定試験独自のアカウントの作成が必要になります。
前回の記事では、認定試験の概要と英語版アカウント作成時の注意事項をまとめたのでそちらも拝見ください。
【Google Cloud 認定試験:英語版アカウント作成時の注意事項まとめ】
2. 認定試験の種類
上から2つはファンダメンタルレベル(Cloud Digital Leader)、アソシエイトレベル(Associate Cloud Engineer)になります。3つ目からはプロフェッショナルレベルです。
- Cloud Digital Leader
- Associate Cloud Engineer
- Professional Cloud Architect
- Professional Data Engineer
- Professional Cloud Developer
- Professional Cloud Security Engineer
- Professional Google Workspace Administrator
- Professional Cloud Database Engineer(英語)
- Professional Cloud DevOps Engineer(英語)
- Professional Cloud Network Engineer(英語)
- Professional Machine Learning Engineer(英語)
3. 受験方法の種類
Google Cloud認定試験にはオンサイトとオンラインの2種類で受験方式を選択することができ、毎回個人の好みに合わせた選択ができます。
今回はどちらかに優劣をつけるものではなく、それぞれの好みに合った受験方法の選択ができる様にお伝えしようと思っています。
ちなみに執筆者(私は)は他クラウドを含めると、どちらも**10回弱***の経験があります。
今回記事では、下記の様な意味合いで言葉を使用しています。
オンサイト受験:試験会場に行き受験する方式
オンライン受験:自宅で受験する方式
予約はその試験ごとにRemote ProctoredとOnsite Proctoredで選択出来ます。
4. オンサイト受験のメリット・デメリット
大きなメリットは安心感です。
テストセンターという提携された会社が運営する、PCが沢山並んだ会議室の様な場所に行く必要があるのですが、首都圏近郊などであれば比較的選択できる会場が多いです。
現状、日本国内では17つの試験会場が用意されているみたいで、名古屋、大阪、東京などに集中しているようです。
詳しくはアカウント作成して実際に確認してみて下さい。(予約をしなくても試験会場の確認までは進めます)
こんな感じで試験会場を選んで、
日時と時間を選択します。
ここからはオンサイト受験のメリット、デメリットをそれぞれ箇条書きにしていきます。
メリット
- 試験中にメモが取れる
- 試験中にトイレに行ける
- 英語が喋れなくても、受付は日本企業のため問題ない
- 試験中の態度はあまり監視されいない
- トラブルがある場合には、試験官をいつでも呼び相談できる
デメリット
- 予約の時間が取りずらい場合がある
- テストセンターが近くになければ予約が取れない
- 試験開始前の移動時間を考慮しなければならない
オンサイト受験まとめ
試験に直結する1番のメリットを挙げるならやはりメモをとれる事ではないでしょうか。
メモが取れないと長文が多い問題では何回も読み直さなければならず、結構ストレスになるかもしれません。
逆にデメリットを挙げるなら、移動時間と試験会場への慣れでしょうか。ただ、試験会場の慣れについては後述するオンライン試験の方が大切だったりするので、挙げるならという程度です。(スタッフの方がしっかりサポートしてくれます)
4. オンライン試験のメリット・デメリット
オンサイト受験とは文字通り、自宅で受験できる方式です。
もちろん問題の内容などは変わらずあくまでも受験形式が変わります。便利な反面、注意事項となるデメリットも多く存在するので必見です。
メリット
- 移動時間がない分ギリギリまでリラックスできる
- 試験の予約がとりやすい(当日も予約できる時がある)
- 慣れた環境で受験することができる
- トラブルがある場合にはチャットで試験官を呼び出せる
- 試験終了後はすぐにフリータイムに移れる
デメリット
- メモが取れない
- 試験中の態度はガチガチに監視されている(カメラで)
- 自分のPCを用意する必要がある
- ある程度解像度のいい中〜高スペックwebカメラじゃないと試験前の手続きがかなり面倒
- 会社のPCは基本使用しない方がいい
- 基本英語で進行する
- 試験環境をまっさら綺麗に片付けなければいけない
- 試験環境をPCのカメラで360°回して試験管に見せる必要がある
オンライン受験まとめ
オンラインは注意事項が多いので、まずは項目ごとにデメリットを解説させて下さい。
メモが取れない
基本的に、オンライン試験の場合はメモが取れません。すべて目で見てスラスラ答える必要があるため、2周以上の見直しは必要かなと思います。
ガチガチの監視
試験中の態度はPCのカメラでガチガチに監視されているで、一度でも席から立ったり、目を大きく他の場所に移したりすると強制終了になる危険性があります。(私は経験なし)
身分証の確認
開始前に試験官に公的な証明書(パスポートや免許証)を使用しているPCのカメラに向かって物理的に見せるのですが、webカメラの解像度が悪いとかなり時間がかかります。(実際に5分以上かかったことがある)理由としては、試験官は日本語がわからない場合が99%なので、名前の確認が難しいのかもしれません。(ただパスポートであれば英語なので結構早く終わります)
会社のPCは基本使用しない方がいい
これは結構大事だと思います。
企業から支給されているPC自体にセキュリティポリシーが適応されていて、オンラインで受験する際に使用する特殊な環境に入れない場合があるみたいです。(注意事項にありました)
オンライン受験時にはファイアウォールやWindowsセキュリティ機能も一時的にオフしなければならず、そもそも会社のPCをその様な脆弱な状態にしたくはないですよね。(PCに会社のセキュリティポリシーがなくてもおすすめは出来ません)
360°環境のチェック
あとは受験環境を360°PCのwebカメラ自体を回して物理的に見せなければならないのですが、事前に物を置かない様にセッテイングしなければいけません。(ただサンドバックや扇風機などの生活用品は問題なかったです、あくまでも文字が書いてある物やカバンなどかも)
ざっとデメリットの説明ばかりを書きましたが、大きいメリットもあります。それは、時間の調整がしやすいといったことでしょうか。現に最近はオンライン試験を利用させてもらっています。
早朝や深夜の受験が希望の場合には、オンライン試験一択ですね!
5. 実際のオンライン試験のトラブル体験談
ここはかなり余談です。
オンライン試験回数10回弱の私の失敗した経験談をまとめます。
母親の乱入
この日はWi-Fiも自分のマンションよりも安定している実家で受験しようと思い、自室でオンライン試験の準備をして挑みました。
25問目に差し掛かったところ、掃除機の様な雑音が聞こえ始め、まさかの母親が試験会場(自室)に乱入してきました。
奇跡的に掃除機を持ち込まずに部屋に入ってきたのですが、見向きもせずパソコンの画面をひたすら見ている私を察したのか、30秒ほどうろうろして出ていきました。
別に怒っているから母を見なかったわけではなく、PC外の方向に目線を移すと危ないんです。今回は奇跡的に試験の強制終了に至りませんでしたが、試験官がカンニング行為と判断した場合には、否応もなく強制終了される可能性があります。
私はまだ経験がありませんが、家族がいる場合には気をつけましょう。
猫の乱入
こちらも可愛い我が家の元野良猫ぶーちゃんの乱入事件です。
いつも通り身分証をカメラで見せて、諸々の手続きを終わらせて試験を開始しました。
数分後、本当に試験の序盤です。ソファに座っていたのですが、ぶーちゃんが私の真横にきて「にゃー」と鳴き始めました。
そこから試験を終える1時間強ほど、ずっと隣で鳴かれ、絶望的に集中力がなくなり試験問題が頭に入ってきませんでした。
外部の音が入ると試験官に疑われてしますので、すかさずチャットで「 I have a cat, Because he crying. Sorry 」伝えたところ、理解してくれました。
後から気づいたのですが、原因は私がお昼ご飯をあげていなかったからでした。(ぶーのせいじゃない)
ただ、本当に色んな意味で焦ったのでペットを飼っている方は気をつけましょう。
通信障害
ダイレクトに通信障害があり、試験が中断した経験があります。
Google Cloudの試験は特殊な環境に入り受けるのですが、通信状態を維持しなければ問題を進めることも試験官に質問することもできないので、通信状態が悪い環境での試験はお勧めできません。
この時は一度試験官とのチャットもできなくなり、問題も2周目の見直しの時に中断したので、かなり焦りました。(復活しなければ再受験...?)
幸い試験官が優しかったのかわかりませんが、数分で通信が復活して無事再開することができました。
ただ、通信が途絶えた後は、もう一度試験環境をwebカメラで見せなければならず、集中力がそがれました。1番気をつけたいのがこの通信環境の確保かもしれません。
5. まとめ
AWS、Azure、Google Cloud、その他試験を全て合わせると、20回以上はオンサイト試験(テストセンター)もオンライン試験(自宅)も経験がある私ですが、リスクを背負わず何も気にすることなく受験をしたいのであれば、テストセンターでの受験がいいかもしれません。
ただテストセンターが遠かったり、試験前後の余裕時間を確保したいのであれば自宅受験も検討の余地があると思います。
最後に
前職が元パーソナルトレーナーであったため、ダイエット情報や筋トレ情報を積極的に配信したいと思っています!!IT=脳=運動=体調管理⇒全ては繋がっています。
EAAの役割
今回は数年前から話題のEAAについて簡単に解説します。
EAAとは何なのか?
ズバリアミノ酸です。それも必須アミノ酸と呼ばれる人間の体内で生成できないアミノ酸のグループであり、とても貴重な栄養素です。
体内でのアミノ酸の役割は多岐にわたり、筋肉以外にも髪の毛や爪、お肌などの構成要素にもなっているため、健康と美容に特化したマルチ栄養素と言っても過言ではありません。
また、BCAAという筋肉で直接代謝されるアミノ酸も含まれており、これらに関しては他のアミノ酸とは別の経路で体内で吸収されます。
よって、トレーニング中にEAAを飲むことで筋肉にいち早く必須アミノ酸を届けることができるため、筋分解や筋肉の成長を促すシグナルをより高めてくれるといった素晴らしい機能を提供してくれます。
製品的にEAA vs BCAAなどと言われることがありますが、名称が異なるだけでどちらも同じ必須アミノ酸に分類されるので、筋肉にも健康にもとても大事です。(細かくいうとBCAAもEAAです)